レポート2/17[土]「みんなでつくるコミュニティスペース〜ゆるく繋がれる場を自分たちでつくってみよう!②〜」イベント開催レポート

春の気配たっぷりの天気に恵まれた2月17日(土)に福岡市と共同主催でイベントを開催いたしました。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!
今年度LOCAL GOOD FUKUOKAは福岡市と共働事業を行っており、年度末に向けて4回イベントを開催します。今回のイベントはその2回目として開催しました!

スケジュール
①2月6日(火)19:00〜 LOCAL GOOD STATION@福岡市スタートアップカフェ(終了)
②2月17日(土)13:00〜 イベント開催@HOOD天神
③3月6日(火)19:00〜 LOCAL GOOD STATION@福岡市スタートアップカフェ
④3月18日(日)13:00〜 イベント開催@福岡市スタートアップカフェ

 

テーマ「みんなでつくるコミュニティスペース〜ゆるく繋がれる場を自分たちでつくってみよう!②〜」

まずはLOCAL GOOD FUKUOKAについての簡単な説明のあとゲストのお二方にご登壇いただきました。最初は北九州よりお越しいただきました株式会社ユナイトヴィジョンズ 代表取締役 遠矢弘毅氏から。

人間を中心に都市経営

遠矢氏がこれまでに携わった空き家や空き店舗を活用したシェアハウスやコワーキングスペースなどの沢山の事例をご紹介いただきました。成功したこと、失敗したこと、様々な経験をお話しいただき参加者のみなさんも熱心に耳をかたむけていらっしゃいました。

多くの肩書きをもっていらっしゃる遠矢氏ですが、その1つ1つは各プロジェクトをスムーズに展開させるために、どれもプロジェクトに必要だったからつくった会社ということでした。
そのプロジェクトの中の1つ、小倉の駅近くに15年間放置されていた空きスペースを地域の若者が活躍できるようにコワーキングスペースにしたという事例の中でポイントを3つ教えてくださいました。

3つのポイント

1、そのエリアのためになること
2、身銭をきっていること
3、中に入る人(利用者)を厳しく選定すること

地域のためになる場をつくるということでオーナーさんも協力してくれたり、身銭をきることで誠意を示すことができ信頼も得られやすい。また管理しなくても自分たちでうまくまわしていってもらえるように、コワーキングスペースの利用者は厳しく選定したとのことでした。

またシェアハウスの例では、せっかくコミュニティができたのにほったらかしにしていたら、情報が上手く伝わっておらず自然消滅してしまったという失敗談もお話いただきました。このことからコミュニティができたからといって安心して放置しすぎず、適度にお世話するのも大事と学んだとのことです。せっかくできたコミュニティがなくなってしまうのはもったいないので、気をつけたいポイントですね!

また、宿泊施設とレストランが合わさった施設「TangaTable」をつくる際には、沢山の有志に少しずつ投資してもらい、自分たちもお金を出し合い、合わせた額をもとに銀行に投資してもらい…という感じですこしずつ目標に向かっていったとのことでした。
遠矢氏のお話しを聴いている中で「ちょっとずつやることで人の心もほどけてきてコトも進んでいく」という言葉が私はすごくヒントになるなと感じました!

ハッピー産業

続いて栃木県の那須からお越しいただきました株式会社 チャウス 代表取締役 宮本吾一氏にご登壇いただきました。

高校時代、東京の乗車率250%の満員電車での通学に違和感を覚えた宮本氏。オーストラリアに留学したこともあり、とにかく田舎に住みたいと思うようになり「ここに住んでみよう!」と親戚も友達もいない那須に移住されたそうです。

そこでまず仕事をどうしようかと考えた時、得意なこと・できることは特に無いけど「コーヒーなら淹れられる!」ということでリヤカーでコーヒーを販売し始めたそうです。(福岡の屋台のようなイメージ。)狭い空間なので強制的にコミュニティがうまれる場になり、ここが宮本氏のコミュニティづくりの原点になったとのことでした。

しかしこれでは収入的に生きていけない、ということで次は那須の特産を使ったハンバーガーショップを開店。ハンバーガーを作っていくうちに「この野菜はどんな人が作っているのか?」というところに興味をもち、地元農家さんに1軒1軒電話しやっとの思いで協力を得てマルシェ=那須朝市を開催されました。

の那須朝市から生まれたのが現在運営されている、マルシェ・宿・レストランからなるChus(チャウス)です。
レストランには大きなテーブルを用意し必ず相席になる仕組みを用意。絶対にコミュニケーションがうまれるように仕掛けており、今では東京から観光に来る方も多く、東京には無い地方ならではの魅力をうまく演出しているとのことでした。

また今後の展望としてChus村を作ったり、生産者さんも買う人もみんながハッピーになれる銘菓を考案されているそうです。

「ハッピーは棚ぼたじゃなく、つくりだせるもの、つまり産業。だからみなさんハッピーを沢山つくっていくハッピー産業しましょう!」


地域で生きていく上で”もっと良くしたい”を考えて自分でまずやってみる→できない→聞く・頼る・巻き込む→コミュニティができる→自分が暮らす場所になるとお話しいただきました。
私たちはつい、ちゃんと準備してやらなきゃ、きちんとカタチが整ってから、と渾身の一球を投げようと思いがちですが、まずやってみてそれから考えるという良い意味で気軽な気持ちだとチャレンジしやすいなと思いました!

ディスカッション

ここからはお二人のお話しをヒントに、まず参加者のみなさんに自分のやってみたいこと・挑戦したいことを書き出していただきました。


そのあとみなさんの挑戦したいことをお一人ずつ発表していただきました。とてもアツい発表タイム!実際に活用したい場を持っている方、活動されている方、やってみたい事がある方など、みなさんの挑戦したいことはどれも実現できそうだな〜と思いながら私も聞かせていただきました(^-^)

挑戦したいことをカタチにするには?

ここで一旦休憩をはさみ、「どうしたらみなさんの挑戦したいことをカタチにできるか?」をチームに分かれてディスカッションしました。ゲストの遠矢氏、宮本氏もチームに入りみなさんの挑戦したいことがどうしたら実現できるかご経験をもとに沢山アドバイスしてくださいました!

アイデア発表

各チーム、メンバーの中でやりたい事のある方の挑戦について掘り下げて考えていくようなディスカッションでした。
・身銭をきる(お金だけでなく、自ら動いて汗水たらすという意味)
・できることからはじめてみる
・とりあえずやってみる(違うと思ったり怒られたらやめればいい)
・伝わらないならやって見せる、示す
・自ら動くことで周りを動かしていく
・人が集まる所に行ってみて多くの人と出会うことで自分の活動広げていける(待ってるだけでなく動く)
・昼間使われていない店舗をコミュニティスペースとして活用する
etc………..

 

最後に少しトークセッションタイムを設け、イベントはおひらきとなりました。

遠矢氏が宮本氏に質問するスタイルで和気あいあいとした雰囲気

〜トークセッションより〜
宮本氏「Chusは、友達を部屋に呼んでごはんを食べる、ぐらいのイメージ。それを大きくしただけで。」


遠矢氏「伝わらないなら、やってみせる。あと良いライバルをつくると良いかも!」

 

感想

・具体的な行動する上でのアドバイスをいただいて、参加してよかったです。
・視野が広がって、考えに幅ができました。
・発表する時間があってよかった。いろんな方のはなしがきけてためになった。
・いろいろ勉強になった
・少人数でしたがとても楽しかったです。
・コミュニティの作り方のいろんな手法が聴けてためになった皆さんの 悩みがこうして集まって話すことで解決したりヒントが見えたり大半が初対面であっても和やかな時間でした
・コミュニティスペースを作るにあたって考えていく事など勉強になりました。その場所に行く理由をつくるや、来てもらうキッカケづくりなど実際に意見として出てくると、確かにと改めて気づかされました。また分からない事は聞く、頼るなど1人の知識や見解ではなく周りを巻き込んでいく事が成功への足がかりだと感じました。

etc………………………

 

編集後記

プロジェクトのために会社を立ち上げるなど確実な道でコトを進めていく遠矢氏と、とりあえずやってみて怒られたらその時またやり方を考えればいいというスタイルの宮本氏。対象的ではありますがどちらの方法も良いと思いますし、共通していえるのは「やってみたい」という想いを実現するためにまず動くということ。このアクションが大事なポイントだと思いました。みなさんの中で挑戦したいことのある方は「でも…だって…」と言う前にまずやってみましょう!

次回はLOCAL GOOD STATION3月6日(火)そしてイベント最終回は3月18日(日)です。LOCAL GOOD STATIONもイベントも参加無料ですのでご都合よろしければぜひご参加くださいませ\(^o^)/